書籍: アセンションのためのワークブック

アセンションのための
ワークブック

著者名 ロナ・ハーマン
出版社名 太陽出版
定 価 2,400円+税
出版年月日 2011年6月

『アセンションのためのワークブック』訳者はしがき

本書はロナ・ハーマン著のREFERENCE & REVELATIONS, GLOSSARY & ILLUSTRATIONSの邦訳です。本書の意味・意義について語る前に、3.11の東日本大震災との関わりについて語らせてください。

2011年3月11日に大震災が発生して以来、わたしたち日本人は一種のショック状態にあります。日本だけではありません。世界中が、文明国日本で起こった津波の災害、そして、福島原子力発電所の崩壊に呆然としています。言うなれば、人類が一生懸命に築き上げてきた文明が、自然が起こした一つの巨大な地震によって崩壊の危機にさらされていると感じているのは私だけではないはずです。言葉では表すこともできない惨事の真っただ中にあって、被災された方々はひたすらに耐えながら一日一日を生きていくために努力されています。世界中の人たちがその姿を見て、日本人の勇気、自制心、忍耐力、誠実など様々な美徳に感動しているという事実もあります。

私自身、3.11以来茫然自失して仕事も手に着かない状態がしばらく続きました。そのとき、この10年の間、私の人生の指針となっているメッセージを伝えてくださるアーキエンジェル・マイケルを思い出したのです。そこで、AAマイケルのメッセンジャーであるロナ・ハーマンさんに連絡してメッセージをいただけないかと依頼したところ、ロナさんは快く引き受けてくださり、AAマイケルのメッセージを伝えてくれました。その一部をここに紹介させてください。

あなた方は、この重要な人生において、日本人として転生することを選択した祝福された魂です。あなた方は、大いなる試練を克服するための力、強さ、頑強な忍耐心を、DNAの中に持って生まれてきました。また、あなた方の神聖なマインドの中には、美しい構図があり、レムリアの遺産である美と静けさの記憶があります。あなた方は地球のユニークで精妙な美しさを持った地に美しくも不可思議なる国を創造するために、偉大な才能を発揮してきました。あなた方は、魂のレベルで、あなた方の大切な国が、遥かなる未来において、一つの偉大なる宇宙の周期の終わりに起こる広範囲に及ぶ劇的な変化を体験し、大いなる混乱を体験するかもしれないという可能性を見せられました。愛する人たちよ、今その時がやって来たのです。あなた方が勇敢にも助けを必要としている人々に援助の手を差し伸べ、ばらばらに破壊されてしまったものを再びわがものとするために再建していくあなた方を、世界中が見守っています。

この言葉を信じる必要はありません。AAマイケルは常に言います。「あなたのハートの深い所で共鳴しないものはあなたの真実として受け入れないでください。完全には信じられないけれど、ひょっとしたら真実かもしれない感じたならば、その情報を自分の方の上に乗せて、宇宙に向かって、証拠を見せてほしいと要求してください」。私は初めてロナさんを通してのAAマイケルのメッセージを読んだとき、ハッと胸を打たれるような感覚を味わいました。それは理屈を超えた世界でした。もちろん、ここでいう理屈とは、私たち人間が築き上げてきた理論であり、考えであり、信念体系のことです。理屈では理解できないけれども、なにか不可思議なる真実がここにあると感じたのです。そして、実際にその教えに従ってきたわけですが、“優雅に易々と豊かな人生を創作することができるんだよ”という彼の言葉は、私の人生のあらゆる側面において真実であることを体験してきたのです。先の言葉に続いて、AAマイケルは語りました。

あなた方はかつて憎まれ悪口を言われてきましたが、世界の国々は今あなた方を助けるために駆けつけています。なぜなら、あなた方は価値ある存在であることを自ら証明し、あなた方の国のオーリックフィールドは、憎しみと攻撃のエネルギーの代わりに愛と叡智の光で満たされているからです。あなた方日本人は再び“光のチャンピオン”になることを依頼されているのです。そして、すべての存在にとっての和と調和と善意の行進のリーダーとなることを依頼されているのです。

ここで言われていることがまさに世界中で、日本で起こったとは思わないでしょうか。中国をはじめとして世界中の国々が、いつも助けてもらっている日本のために何かをしたいと、心をこめて援助の手を差し伸べています。そして、英語で交換されるメールの中で日本人がまさに“チャンピオン”として称えられています。つい最近も次のようなメールがアメリカの友人から送られてきました。

日本から学ぶ10のこと。

  1. 落ち着き
    • 胸を叩いて悲しみを表現した、狂ったように悲しみを見せるシーンは一度も見られなかった。悲しみそのものが昇華されたように思える。
  2. 威厳
    • 生活必需品を買うために人々が粛然として並んでいる。荒々しい言葉や振る舞いは見られない。
  3. 能力
    • 信じられないような建築技術。建物は揺れたが倒れない建物が多かった。
  4. 優雅さ
    • 誰もがなにかを買えるように今自分が必要なものだけを買う人が多かった。
  5. 秩序
    • 略奪はなく、道路でも追い越そうとしたり、警笛を鳴らす光景は見られなかった。
  6. 犠牲
    • 福島原子力発電所では50人の人たちが海水を放射炉に放水するために残って働いた。彼らの労働に対する正当な対価などありえるだろうか。
  7. 優しさ
    • レストランは値引きをし、ATMはそのままに放置されていても犯罪は起こらなかった。強者が弱者の面倒を見た。
  8. 訓練
    • お年寄りも子どもたちもどう行動するべきかを知っていて、それを実行した。
  9. メディア
    • 抑制した報道に徹し、混乱を招くようなおかしなニュース報道はされず、淡々とした報道がされた。
  10. 良心
    • 店が突然停電になったとき、買い物をしていた人たちは品物を棚に戻して、静かに去っていった。

この記事の最初に、“日本人は完璧であるなどとは言わないが”という但し書きがついていました。これを読んで事実はそれほど理想的ではなかったという人もいるかもしれませんが、概してこれは真実に近いと言えると思います。更に大切なことは、世界中の人たちの目にはそのように映ったということかもしれません。被災者の人たちが最悪の状況の中で、行動で示した美徳は実に目を見張るものがあります。

しかしながら、これが長い試練になるであろうことは一目瞭然です。特に放射能汚染の問題は深刻です。被害の限度がいまだに把握しきれていないという状況があり、明らかなこととしては、今後何十年、何百年も汚染は残るということがあります。人類が叡智を結集して築き上げた科学の牙城がもろくも崩れ去ったのです。科学がまるで万能であるかのように科学に依存してきた価値体系に裏切られたのです。ここで思い出すのは、アインシュタインの言葉です。

問題の解決策はその問題が創出された枠組みの中では見つけることは出来ない。

この言葉を今世界が置かれている状況にあてはめれば、人類の信念体系が放射能という問題を作りだしたのであるから、人類の価値体系の中でその解決策を見つけることは不可能であるとなります。とすれば私たちはどうすればよいのでしょうか。AAマイケルが10年ほど前に、私のパートナーのジャネットを通して次のようなメッセージを与えてくれました。

愛する人たちよ、天使と人間はお互いのパートナーとなり、お互いをサポートし、お互いを鏡のように映し合うために創造されました。創造主である神との強力なつながりを常に維持するために、人間の身体に入っている存在と、天使の世界にいる私たちがパートナーとなったのです。

このようにして、“地球に天国を築きその天国を体験する”というプロジェクトが生まれ、二つの完璧な存在である天使と人間が、それぞれのユニークな才能と使命をもって一緒になったのです。かくして、人間と天使は同じヴィジョンをもって、惑星地球に善なるものと光を固定し、顕現しました。両者のこのパートナーシップは永劫とも言える長い時にわたって成功を収めました。しかし、人間は忘れます。パートナーである天使の手を握っていた人間がその手を離したのです。人間は自分が創造したものに見とれ、自らを褒めたたえ、パートナーのことを忘れて、一人で旅を続けました。更に深い忘却の淵に落ちた人間は、生命というものがどれほど壮大なものであるかを思い出すことができないでいます。

この忘却の中で、人間は母なる大地に対する尊敬を忘れ、アンバランスな状態を作り出し、それが世界中で起こっている自然災害であるといえないでしょうか。現代の常識からすれば、天使との共同創造などというのは荒唐無稽な考えかもしれません。しかし、そこにほんのわずかでも心をときめかせる真実の断片を感じたならば、「証拠を見せてください」と宇宙に向かって要求して見るべきではないでしょうか。

本書はそのためのワークブックです。つまり、天使をはじめとする高次元の存在とコミュニケーションをはかるための具体的な道具がいっぱいに詰まっています。私は個人的にこれらの道具を使って自分の人生を生きてきました。選ばれた少数の人しか高次元の存在とつながることができなかった時代は過去のものです。今という時代は、それを望みさえすれば、忠実にこれらの道具を使いさえすれば、誰でも天使や高次元の存在たちの助けを借りて豊かな人生を創作することができるのです。そんな夢のような話があってよいものでしょうか。少なくとも試してみる価値があるとは思いませんか。今人間は、論理的思考と直感、すなわち、マインドとハートのバランスを取るあり方が求められています。そのバランスの中で、初めて新世界の誕生が可能になると私には思われるのです。本書がその手助けをしてくれることは証明済みです。

最後になりましたが、本書の出版にコミットしてくださった太陽出版の籠宮良治社長、いつも丁寧にほほ笑みをもって編集を担当してくださる片田雅子さん、人生のパートナーとして、スピリチュアルな道の同伴者として常に力強くサポートしてくれる妻のジャネット、魂のビッグシスターとして導いてくれるロナ・ハーマンさん、ためらいを感じている時に明晰な答えで私の迷いを払拭し明確な目的意識を再確認させてくれるホワイトローズの兄弟たち、大いなる愛と意志で励ましてくださるアーキエンジェル・マイケル、そして、本書を手に取ってくださっているあなた、ほんとうにありがとう。心から、心から感謝します。

2011年5月6日
大内 博
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