書籍:ゆるすということ

ゆるすということ

著者名 ジェラルド・ジャンポルスキー
出版社名 サンマーク出版
定 価 1,500円+税
出版年月日 2000年5月15日

人をゆるすことができずに苦しんでいる人がこんなにもたくさんいるということを私は知りませんでした。この本を出版したのが2000年の5月ですが、ずいぶん多くの読者から手紙をいただきました。ゆるすことができないために苦しみ、自由に、のびのびと生きることができない、その辛さをたくさんの方がシェアしてくれました。

それはとりもなおさず、私自身を見つめなおす機会でもありました。というのは、私自身、人を裁きながら生きていることに気づかざるをえなかったからです。「どうすれば、ゆるせるのだろう?」という読者の悩み、そして、自分自身の学びのために始まったのが、“安らぎのワークショップです”。

おおいなる“目覚めの旅”のきっかけを作ってくれたのがこの本です。訳者あとがきも良かったら読んでください。

<訳者あとがき>

“Forgiveness”の訳者はしがきを書くことになって、さて、何から書き出したら良いものやらと考えていました。車のラジオのスイッチをひねった瞬間、ジョン・ポール、ローマ法王が、過去2千年にわたってカトリック教会が犯した罪について「ゆるしを人々に求めた」とのニュースが飛び込んできたのです。「私たちはゆるさなければならない。そして、ゆるしを請わなければならない」と法王は述べていました。

「ゆるしがなぜそれほどまでに重要なの?」と疑問を抱く人もいるかもしれません。この質問にもっとも説得力のある答えを出してくれるのは、ジェリーではないか、と私は思います。20年来の畏友であるジェリーは、『奇跡についてのコース』にインスピレーションを受け、「生き方を変えるヒーリングセンター」を創設し、人々に愛を説いてきた人です。その根本にあるのは「ゆるし」であるとジェリーはこの本でも熱く語っています。

『奇跡についてのコース』の中の次の言葉が全てを要約しているのではないでしょうか。“安らぎを求める者は、完全なゆるしによってのみそれを見つけることができる” 。“安らぎ”とは幸せと同義語です。物があろうとなかろうと、健康であろうとなかろうと、美人であろうとなかろうと、幸せの鍵を握っているのは「ゆるし」です。

私と妻のジャネットは、幼い子どもを相次いで二人亡くすという体験をしました。その時、幸せを想像することなど不可能などころか、死んだ子どもに対して申し訳ないとすら思ったものです。しかし、『奇跡についてのコース』を通じて「ゆるし」を実践することで、今では信じられないような安らぎ、幸せ、そして感謝の気持でいっぱいです。「ゆるし」は本当に特効薬です。しかも、これ以上はないくらいに簡単なのです。その気持になりさえすれば、全てがあっと言う間に変わってしまうのです。その具体例や、方法は本書を読んでいただければお分かりいただけるはずです。

1999年の9月にハワイはオアフ島の海辺の家でジェリーに会ったとき、この本を手渡されました。その時は、本書のメッセージがこれほどの力を持っているとは、正直言って、想像もつきませんでした。

さいごに、本書を執筆することによってゆるしのメッセージを伝えるだけでなく、文字通り、その“言葉を生きている”ジェリー、翻訳のお手伝いをしてくださった矢鋪紀子さん、サンマーク出版の武田伊智朗さん、パートナーであるジャネット、そして、この本を手にとって下さっている読者のあなた、ほんとうにありがとう。心から感謝します。

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