ケシ(ケシ科)


 ケシには植えてよいケシと法律によって栽培や所持が禁止されているケシがあります。植えてよいケシは葉に毛があり、葉の基部が茎を抱いていません。オニゲシやヒナゲシなどです。しかしオニゲシにとてもよく似ているハカマオニゲシはテバインが含まれていますので栽培が禁止されています。注意してください。オニゲシとハカマオニゲシの見分け方は、ハカマオニゲシはつぼみや花の下に小葉がありますが、オニゲシには小葉がありませんので少し注意して観察してください。下の写真でよく確認してください。
 阿片法によって栽培が禁止されているケシは葉に毛がなく茎を抱いています。また葉の表面が白っぽいため一見キャベツの葉のようです。栽培が禁止されているケシについてはハカマオニゲシの写真の次に説明します。

ヒナゲシの花

オニゲシの花

ハカマオニゲシの花

 モルヒネなどが含まれているケシの栽培は法律で厳しく禁止されています。しかし麻薬植物であるにも関わらずまれですが、一般家庭の庭などで知らずに栽培していることもあります。美しいからといってもアヘンの原料であることには変わりありません。このコーナーで勉強し、栽培を見かけたら最寄りの保健所や警察に届けてください。また「白く咲くのは百合の花、赤く咲くのはケシ花」と歌謡曲で歌われているためかケシの花は赤いと思っている方が多い様ですが、白い花もあります。白い花は「一貫種」といって日本で育種されたものです。赤系統のものは「トルコ種」、その八重種は「ボタンゲシ」といわれています。また種類は異なりますが花や果実が小さい「セチゲルム種」もあります。以前、愛知県の渥美半島で野性化したこともあるため「アツミゲシ」ともいいます。

ケシの花(一貫種)

ケシの花(トルコ種)

ケシの花(ボタンゲシ種)

ケシの花(セチゲルム種)

庭先で栽培されている風景(トルコ種)・発見後、直ちに警察署に通報しました。

庭先で栽培されている風景(ボタンゲシ)・発見後、直ちに保健所に通報しました。

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