デザインの打ち合わせ。ご希望、ご予算等をお聞きして大体の感じを掴む。
内容をまとめると「婚約指輪としてフルオーダーで作りたい。プラチナとダイヤモンド、それからサファイアを使いたい。」
「大ぶりの指輪でダイヤモンドも大きさを重視する。」
何点かのラフデザインの中からデザインを決めていく。
いくつかのデザインの良いところをとって煮詰める。
ついにデザインの決定!
これらの道具を使ってリングの原型を作ります。

ワックスを切ったり削ったりして、形を作っていきます。

ワックスとは蝋燭のロウのようなもので、パラフィン、蜜蝋、カーナバ蝋で

できています。

ワックスの原型がほぼ出来上がりました。

これを埋没剤(石膏のようなもの)に埋め込み、外部に通じる

穴をあけておきます。

埋没剤が固まったら、熱してワックスを溶かします。

そこにできた空洞に熱で溶かしたプラチナを流し込みます。
プラチナで形ができてきました。

次はそれぞれのパーツを組み立てていきます。

先ずは十字の帯の部分をロウ付けします。

ここで使うロウとは、プラチナ合金のことで、溶融点が700℃〜1500℃位の

物まであります。このロウを熱で溶かし、接合します。
組み立ててから、次にダイヤモンドが入る部分を削ります。

そこに、ダイヤモンドが入るパーツ(覆輪)をうまく合わせます。

ここで、ぴったり合わせないとロウ付けがうまくいきませんし、

締まりの無い作品になってしまいます。


まずはデザイン。最も重要な工程です。 どれくらいの大きさで、どんな形にするのか、また、地金の種類(プラチナなど)を決めていきます。
それから石はどんな種類の石を使い、どんな留め方をするのかを決めていきます。
その他にもいろいろのご要望等をお伺いしながら進めます。ここで妥協があると、完成したときにこんなはずでは・・・
なんて事になり兼ねません。お互いに頑張りましょう。 ここまでは、意見の交換をしながらの共同作業になります。

デザインが決まったら制作に入ります。
ここからは私にお任せいただきます。デザイン段階でお聞きしたご要望に少しでも近づけるように作業します。
最終段階に入る前にチェックをしていただいてから仕上げに入り、いよいよ完成です。