<Platinum>
現在最も高価な貴金属です。
融点も1772度と最も高く、溶解するには酸素炎が必要となります。
日本ではプラチナの4品位性といって、4種のプラチナの合金があります。銀及びパラジウムを混ぜます。
銀と同じく千分比で表し、1000,950,900,850の4種があります。
アメリカ製のプラチナにはPlatと刻印してあるだけで数字が刻印してないこともありますが、
95%以上の純度がないと刻印されないことになっているので、950か1000のどちらかになります。
この他、英国、フランス、ドイツも95%以上をプラチナと認めています。
安定性
とび抜けて融点が高いため熱に強く、変色せず、王水(濃塩酸と濃硝酸との混合液)と熱アルカリ液にしか溶けないその性質が
永遠の愛の象徴に相応しいとされ、結婚指輪にはプラチナを使うことが多い。
プラチナストーリー
世界最古のプラチナは古代エジプトの女性神官シュペヌペット1世の遺跡から出土した、いわゆる「テーベの小箱」の持つ小箱だといわれていますが、その後歴史に登場することはほとんどありませんでした。
長い間、銀だと思われてきたり、精製が難しく、扱いにくい金属だと嫌われてきたせいでもあります。
とはいえ10世紀頃には南米のインディオたちが、装飾品に仕立てていました。
1735年に南米コロンビアのピント川で、スペインの若き将校がこの金属を発見し、「プラチナ・デル・ピント」(ピント川の小粒の銀)
と本国に報告したことから「プラチナ」と名づけられました。
1898年カルティエの3代目ルイが「プラチナは貴金属の王様だ」と宣言し、とうとう日のあたる場所へデビューすることになり、現在ではその地位を確立しています。