<Silver>

純銀は別名「サラ」とも呼ばれます。
融点960.5度で非常にやわらかく、細工にはそのまま使えないので、銅を混ぜて硬さを増します。
混ぜ方を千分比で表し、銀が95%の場合は950の銀と言います。
当然サラは1000となりますが、一般には999であればサラと呼びます。
ジュエリーのほとんどが950を使い、金具や食器などには925(スターリング・シルバー)が使われます。

硫化

銀は空気中の硫化水素と化合して表面に硫化銀を作ります。これが茶色や黒色になる原因です。
温泉に入ればあっという間に真っ黒になります。
しかし、市販のシルバークリーナーですぐにもと通りになるので心配要りません。
衣服にこすっているだけでもたいていの黒ずみは綺麗になります。

シルバーストーリー

古代の一時期、銀は金より重要視されていました。自然銀から純銀を分離するするのが自然金のその作業より難しかったからです。
古代エジプトでは銀が金より希少価値が高かったため、金に銀メッキを施したことさえあったといいます。
また、インカ帝国で多く採掘され、征服者であるスペイン人によりヨーロッパにもたらされました。
そして冨の象徴としてコインや装飾品、食器などに加工されたのです。
日本でも各地に銀山が発見され、櫛や刀のつばなどに仕立てられ、上等な美術品として今も尊重されています。