よくある質問
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富士山はどのようにしてできたの?

現在の富士山の形は、愛鷹山・小御岳火山、古富士火山、新富士火山の3世代にわたる火山活動によって形成されています。小御岳火山は今から10万年以上前に活動を停止したと考えられています。古富士火山は、現在の富士山の土台となった火山で、約10万年前から1万年前にかけて活動したとされています。

現在の富士山を形作った新富士火山の活動は、約1万年前に始まったとされ、1707年の宝永の噴火に至る1万年ほどの間に100回を超す噴火を繰り返したと考えられています。

新富士火山の活動が開始された時期は縄文時代の初期に相当し、富士山の周辺にも人類が生活していたと考えられています。なお、有史時代の噴火としては、1707年の宝永の噴火が、最後にして最大の噴火であったとされています。

富士山の名前はどこから来たの?

富士山の名前は古代から色々な表現がされています。ごく一般的なのが「不二山」。他に比べようがない唯一無二の高峰という意味です。

「不尽山」は、山の頂に年中、雪が絶えないという意味のようですが、夏の富士山には冠雪はありません。余りの大きさを"尽きることなき"と表現したのかもしれません。万葉集の山部赤人の歌「田子の浦ゆ、うち出でて見れば真白にぞ、不尽の高嶺に雪はふりける」で有名です。

万葉集ではこのほか、「布士」「布自」の文字が使われていますが、万葉仮名は一種のあて字なので、「ふじ」と呼ばれていたことだけは事実のようです。

「不死山」は竹取物語のように、不老不死の伝説からきています。

「福寿山」というめでたい名前がなまったという説、「富慈山」からきた名前だという人もいますが、いずれもあて字のように思われます。

「富士山」という今日の書き方は、士に富む山という意味で、武士道が発達する鎌倉時代以降のものとみられます。

富士講って何?

江戸時代に広がった、富士山を信仰の対象とした宗教の一種で、富士山に登るために講を組織していた集団のことです。開祖は戦国時代の長谷川角行と言われており、江戸時代の食行身禄(じきぎょうみろく)の時に大流行しました。彼らは白装束に身を包み、金剛杖を突き、「六根清浄」と唱えながら集団で登山し、現代のツアー登山の大元とも言えます。現在でも富士講の信者の方を、登山道でお見かけすることがあります。

富士山に高山植物ってあるの?

富士山は火山の山ですので土壌が流れやすく、不安定な上に、栄養に乏しく、自然環境も厳しいため、六合目から上部ではオンタデやイタドリ、フジハタザオ、シロツメクサを見かける程度ですが、五合目より下では多様な高山植物を見ることができます。特に 7月の中旬ころから咲き始めるハクサンシャクナゲや 8月の中旬ころから見られるニッコウキスゲはすぐに見つけることができると思います。

富士山に動物っているの?

自然環境が厳しいため、あまり目にすることはありませんが、五合目〜六合目間ではカモシカをちらほら見かける以外では、イワヒバリの鳴き声を聞く程度です。8月の下旬頃には五合目周辺でアサギマダラをよく見かけます。

注意事項
本ページの記事をもとに、読者が計画・実施された山行で発生したあらゆる不利益に対し、太子舘は責任を負い兼ねます。
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