| 緑ありし日に・・・ ’90 |
| 近年、騒がれている環境破壊は、とどまるところを知らない。 オゾン層破壊、酸性雨、地球の温暖化による海面上昇、ゴミ 問題、土地開発,都市化の波が押し寄せ、地球全体が砂漠化 しているという。そしてそれらのすべてが破壊するのは森林= 緑なのだ。御覧になった方も多いと思うが,酸性雨によって枯 れてしまった森や、年々減り続けるアマゾン周辺の熱帯雨林 の衛星写真は、とてもショッキングなものだった。人間が繁栄 していく限り、悪化の一途を辿るであろうこの問題を取り上げる にあたり、ことさら「地球をきれいにしましょう」的な事は言いた くはなかった。そこで否定も肯定もせず,事実をありのまま書く ことにした。でもそれではあまりにもおもしろくないので、このま ま環境破壊が続き、地球上から緑がなくなってしまったという 設定のもとに、昔々、地球にまだ緑があった頃・・・という内容 にしてみた。そう、これはSFなのだ。 タイトルには、”緑がなくなる前にもっと何とかしていれば・・・ と、後悔するのは目に見えています。でも、今ならまだ間に合 いますよ”という意味が込められている。詩を書きながら、「昔、 この辺りには木がたくさんあってな・・・」などと孫に話している 自分の姿を想像してしまった。そうこの歌は、まだ見ぬ私達の 子孫、そしてまだ緑の残る地球に送るラブレター。 |
