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― 五合目からの発見 ( まぼろしの滝を探そう)―
< レポート(その1) >
露出した岩盤の上を流れ始める一筋の水 (この団員は、今山頂の山小屋で 案内人として働いています) |
朝食会での伊藤さんのハチの巣づくりの話しやクモの話に眠気はすっかり消え、今日の探偵団の活動はおもしろくなりそう!ちお久しぶりにワクワクしてきました。 霧につつまれてまわりの景色もさだかでないところを歩きながら、まぼろしの滝の近くにたどり着きました。 残念ながら、まさに滝はまぼろしで水がない! がっかりして、わびしくお昼休憩。そのうち水の音が聞こえるとの伊藤さんの声に期待が高まります。 しばらく登っていったところで雪解け水を発見。しばらく流れを観察していると、水の量が少しずつ増え、流れもはやくなり、念願の滝が出現しました。感動しました。 さらにつかのま霧が晴れて、富士山の山頂がハッキリ浮かびあがって見えたのですから。 「 言うことなし」 でした。 | |
| この時期にしか見られないもの?何だろうと心はずませ参加した。 前回に続き天候が悪かったが、晴れるのを祈りながら滝を求めて雲の中を歩いたがすぐに滝を見ることができなかった。 しかし、耳をすまして小さな音も逃すまいと神経を集中すると、富士山の囁きにもにた微かな水音、滝の音が聞こえてきたのには嬉しかった。 この小さな流れが伏流水となり、やがては動植物の命を育んでいるかと思うと感慨深いものがあった。 今回は、この源流に直接触れたり短時間ではあるが、時折見せる美しい富士山、鳥、昆虫の余りに知られていない生態についての楽しいお話しなど、時のたつのも忘れるほど短く感じられた一日でした。 |
「また今回も雨・・・」少し憂鬱な気分で参加した幻の滝見学会でした。 五合目についても視界5mくらいの霧の中。 「晴れていればこちらが富士山山頂、こちらが○○市街、こちらが・・・・・」何を聞いても目の前に立ちこめる霧を恨めしく思うばかりの出発でした。 しかし、それが帰って良かったのです。 まるで霧の中の廊下を行くかのような幻想的な気分を味わせてくれたのも深いきりのお陰。 雪融けの水が上流から少しずつアリが歩くスピードでだんだんと下がってくる様子を見ることができたのも、陽がさしていなかったお陰。 そしてついに幻の滝が流れ落ちる瞬間を見ることが出来たこと。 今となっては自然界のすばらしいドラマを演出してくれたお天気にも感謝 !! でも、やっぱり雨おとこ なのかな? | |
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| (略) いつも何か素敵な発見のある探偵団。 晴れても降っても自然界は面白い。(略) |
(略) でも今回一番嬉しかったことは、まぼろしの滝で終ってしまうと思われた滝がジワジワと流れ出すまでの過程をじっくりと見ることが出来たということです。 一瞬の晴間に見えた富士の山と滝を作り出す山々の様子が、私の中では現実だったのかそれとも、やっぱりまぼろしだったのか、そんな気持ちが今も続いています。 |
| 探偵団で担当の団長さんのお話しを聞く時はいつもすばらしい生き方に感動しております。100分の1でも自分なりに取り入れられたらと思います。 流れ出さなかった滝に、少し空が明るくなり始めた時、心の中で伊藤団長の「団員に見せたい」という気持ちを思い、祈る思いでした。 そこから聞こえる水の音だけで十分でしたが、滝、そして時々見える富士山には感謝の一日でした。 |
(略) 視界が悪い代わり、耳と体に感じる空気に何かを求めていて滝の音が・・・・・ 滝を見るとどこから雪が溶けているのだろうと思い、上へ上へと足が運びました。 いろいろな発見、かわいいトラブルなどがありとても面白い一日でした。 |