山麓探偵団通信
編集・発行 = 「山麓探偵団」事務局 樋口 裕峯
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樹海雪と氷筍の世界へ
二月二十一日(木)・二十三日(土)は、「冬の樹海を訪ねて」というテーマで探偵活動を行った。
二十三日は、たまたま富士桜本部の活動日と重なり、大勢の山麓ファンが集まった。
今回は、冬の樹海を訪ねる前に、「セツブンソウ」の可憐な群落を観にいった。
「セツブンソウ」は、この時期に咲き始め一ヶ月ほど咲き続けるようです。
精進湖から甲府盆地に下る谷あいの農家の裏山に群生している。
今は亡きこの家のご主人が、垣根や下草の管理などをして保護してこられたそうである。
<可憐なセツブンソウ>
山麓が雪に覆われているこの時期、見事な群生は団員の心を和ませてくれる。
樹海はやはり雪の中。スノウシューを履いて登山口をスタート。 この時期の樹海は、とても明るい雰囲気である。雪の上には鹿の足跡が交差している。樹海の中の動物達の暮らしがフッと頭の中に浮かんでくる。そして今団員達も同じ樹海の空気を呼吸している。
とても嬉しくなる。
大室山の麓の広場で、さっそく雪のテーブル作りが始まる。 昨年、雪のテーブルで開かれた「青空レストラン」が楽しかったので、雪のテーブルでの食事を味わってもらった。
定番のコーヒーや味噌汁などがすぐに冷めてしまうのがチョット残念。
スノウシューを履きなおし、また歩き出す。
今度は、洞窟に下りることにした。本格的なケービングロープを用意して、伊藤さんが一人一人を洞窟の底に下ろしていく。初めての体験をする団員も多い。
でも、中に入ると皆意外と落ち着いてしまう。
そこには幻想的な氷筍のファンタジー。
<洞窟に初めて入る体験>
今日も満足な一日だった。
三月活動参加者募集
日時:三月十四日(木)・十六日(土)
テーマ:「山麓にも春の足音」
内容:いよいよ山麓にも春がやってきました。今回は山中湖を見下ろし、富士山を真正面にした散策コースを歩き。それぞれで春の足音を発見しましょう。
そして、今アウトドアではとても人気な「ダッチ・オーブン」のダイナミック調理を味わい楽しんでみましょう。
担当団長・・鈴木千春さん
ペンション「モンテラック」オーナー
参加費:二千五百円(保険つき)
持物:お弁当、雨具、防寒体勢が必要
集合時間:朝九時(朝食は済まして)
集合場所:ペンション「モンテラック」
* 参加者には地図をファックスします。
〆切: 三月十四日(木)は十二日(火)
三月十六日(土)は十四日(木)
注意事項:
春といっても標高千メートル以上の山麓です
ですから、探偵団に参加されるときは、完全武装の防寒体勢をお薦めします。勿論「ほかろん」もまだ必需品です。それに手袋、帽子も厚手のものがいいですね。
靴はトレッキングシューズをお薦めします。足元がしっかりしていれば疲れが全然違います。登山用のストックもあるといいですね!
付録
冬の山麓を歩く時、手元にあると何かと便利な冊子を紹介します。
「冬の森へ」 秋山恵生著
ほおずき書籍発行 千円
【お知らせ】コーナー
本年度団員登録(更新)がまだの方は申し込んでください
団員登録費は、年間一家族千円です。ただし、参加者が複数名の場合は全員の生年月日を記載してください。
おもに通信費になります。
申し込みの方は、電話・Faxまたはeメールで行ってください。