山麓探偵団通信
編集・発行 = 「山麓探偵団」事務局 樋口 裕峯
氷柱・氷筍との出会い
― 樹海の洞窟の中で ―
さる3月22(木)と24日(土)は、樹海の中にある洞窟に入った。
当初の予定を伊藤さんが樹海撮影の下調べで発見した「季節限定」を「是非団員に見てもらいたい」ということで急遽変更した。
22日のミニレクは、「動物保護の矛盾点」について伊藤さんに話してもらった。
人類のエゴにより危機的状態にある動物を保護しているうちに、植物への食害が起き、今度は数の調整をする。また、数が増えると病気などによる絶滅という危険も増すことになるのだそうだ。
参加者も真剣な意見交換もあった。問題はつきない。
24日のミニレクは、九州から出てきて富士山の山小屋で働いたり、登頂ガイドを経験し、山中湖村に住み着いた佐藤育美さんにその体験談をはなしていただいた。
その動機、体験、出会いなど女性ならではの視点から資料や写真をまじえて話していただいた。
<実地踏査>
樹海はまだ雪がありスノウシューを履いての出発。
一つ目の洞窟に入る。大きなツララが天井からいくつも下がり、雪解けの水がそれを伝わってゆっくりと落ちる。出口付近にはミソサザイの巣を発見。
ふかひれスープとドリップコーヒー付の樹海ランチのあと、メインの洞窟へ。
足元に要注意で入り口まで降りると、3メートルはあるかと思われる太い氷柱と対面し度肝を抜かれる。
中に入ると一面に透き通った氷筍のシンフォニー。それが外の光をわずかに受けて輝いている。ここはまさに別世界。耳をすませばそれぞれの氷筍のてっぺんのくぼみに天井から落ちるしづくの音が微妙なちがいで洞窟内に反響する。
これぞまさに超特選の「季節限定品」だった。
実地踏査 参加団員の声
いつもながらの初めての出会いに感動して帰宅しました。(略)今日の育美さんの話を聞きながら、富士山の魔力なんだなとあらためて思いました。
洞穴の氷筍はただただ見とれるばかりでした。クリスタルのような透明感と天井からのしずくがその氷筍さえも穿ち、氷筍の中にコップのように溜まっては脇から流れ落ちる。その流れ落ちる道筋さえ、氷筍に模様をつけてしまう。洞窟の奥の氷筍の一団も氷の精が戯れているみたい。聖母子像のこれが、わずか雪解けの三月四月のものなんてもったいないような自然の芸術品でした。最初の洞穴のレースのカーテンのようなつららもはじめて見るものでした。(東京のKさん)
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